かめと母

　おとつい初めてかめと母親が会った。　ベルのあと、かめを飼い始めて、ドタバタし、私自身もそう母親に会うほうではなく、話しはしてあったけど、、。　このうちに母親が来るのも初めてだった。

　母親も犬、動物が好きで、部屋にあがり、かめー　と少し声をかけたら、途端にじょじょじょ～　っと、うれション(--;　以前、元ダンナがかめにやや久しぶりに会った時もうれションした。　鳴き声も出さず、そんなふうに態度で気持ちを示されてじつにせつなかった。・・・・でも、初対面の母親でもうれションするのだね(^^;　なんかちょっとほっとしたかな。。

　かめは猛烈に人が好き。　散歩の時など大変。　でもこんなふうだから、すれ違う人も笑ってくれたりする。　これが牙をむくようだったら、感じ悪いよね。　犬に対しても同じ。　

　柵のこっちからだけど、母親にかめや～かめや～と名を呼んでもらい、頭をなでたりしてもらい、そらもううれしそうにキュンキュン鳴いていた。　まあ、いい出会いとなり、よかったよかった　ってことで、乾杯した。

　私よりもさらに自然が好きな母なので、多分ここの環境を気に入ってくれるだろうとは思っていたが、やっぱりしっかり気に入ってくれて、自ら　泊まりにくるといいねーとまで。
　窓から見えるのは竹林、大きな木の葉、空。　そしてとても静かで、日当たりもよく、風の通りもよい。　落ち着く昔ながらの木のうち。　

　その日の朝、母はどこか景色のいい所に連れてって　岐阜とか　無理なら香嵐渓でも　と言ったが、そんなところ混んでいるからだめっと却下。　うちでのんびりすればいいよーとコンビニであれこれ買い出し。

　母は会うと近所の不満などをずっと言い続けるので、たいていしばらくすると私のほうがイライラしてきてしまう。だからそう頻回に会う気がしないのだけど、二人で缶ビールを飲みながら、ここで外を見てのんびりするぶんには、そう怒れてしまうこともなくてよかった。　私のお酒好きは母親譲りだろうかね。　いっしょに飲めてよかったな。